コーヒー豆とコーヒーバッグのお店
クローバーcoffee
西部
ショップ・銘品店
「ちょっと幸せ」が見つかるコーヒー豆の店
中心地から少し離れた松川橋の近くにコーヒー豆とコーヒーバッグのお店、クローバーcoffeeがあります。白いシンプルな外観と、同じく白や木の木目を活かしたナチュラルな内装の店内、そして白、赤、茶の商品パッケージが目を引きます。
現在10種類ある商品ですが、袋の色で「まろやか系」「華やか系」「しっかり系」と大きく分けられていて、コーヒーが詳しくない人でも選びやすい工夫がされています。ブラジル、コロンビア、グアテマラ、エチオピア、そしてインドネシアなど世界各地の豆を使用し、「鉄が厚くて熱の伝わり方が全然違う！」というドイツ製の焙煎機で店主の涌井さん自ら丁寧に焙煎しています。
涌井さんがこのお店を開業するきっかけになったのはコロナウィルス感染拡大。それまで会社員として県外で働いていましたが、感染防止のため仕事がリモートになり、自分の人生について考え始めたのだそう。「このまま会社員として働く未来の自分の姿が見えなかったことや、ゆくゆくは生まれ故郷の小布施に帰るつもりでした。そして好きなことを仕事にしたいという思いから、小布施で自分が好きなコーヒーのお店を開くことを決心しました」（涌井さん）。その夢をかなえるべく、働きながらコーヒーについて学べる学校に通い、縁あって出会った方に弟子入りし、より詳しい豆や焙煎の知識、お店の経営全般について学び、2023年12月に「クローバーcoffee」をオープンさせました。「店名には四つ葉のクローバーを見つけた時のような“ちょっと幸せ”な気分をコーヒーを通して感じてほしいという思いが込められています」と涌井さん。
手軽に本格的なコーヒーが楽しめる“コーヒーバッグ”
「日常的にコーヒーを楽しんでほしい」と語る涌井さん、お店で販売しているコーヒーバッグはまさにコーヒーを気楽に楽しめる商品。見た目も淹れ方もまさに紅茶のティーバッグ。カップにバッグを入れてお湯を注ぐだけで本格的なコーヒーが味わえます。コーヒーバッグは3種類あり、酸味や苦みを抑えられたまろやか系の「うらら」、深煎りで、甘さとコクが楽しめるしっかり系「ゆるり」、そして赤いパッケージの「クローバーcoffee開店記念ブレンド」は個性的な風味の華やか系です。容量はたっぷり12グラムもあるので、大きめのカップでもおいしいコーヒーを堪能できます。
「コーヒー豆専門店」の敷居を低くして、コーヒー通でなくても気軽に入ってもらえるお店を目指している涌井さん。次の計画は、コーヒーをテーマにした会を開くこと。「例えば、淹れ方の違いや生産国によってコーヒーの味って結構違うんです。それをみんなで実際に飲んで比べて感想を言いあったり、自分の好みを見つけてもらったり、コーヒーのもつ魅力を発見して、一緒に楽しんでもらいたいと思っているんです」（涌井さん）。クローバーcoffeeでお気に入りのコーヒーを見つけて、いつものコーヒータイムをより豊かにしてみてはいかがでしょうか。
Information
| 住所 | 長野県上高井郡小布施町小布施911-5 |
|---|---|
| TEL | 026-214-8459 |
| 営業時間 | 10：00～18：00（土日祝～17：00） |
| 定休日 | 不定休 |
| インスタグラム |
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