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小さな小布施の大きな潜在力

文屋

西部

出版

まわりには畑、たまに通る車の音が聞こえるくらいの静かなところに、出版社・文屋はあります。おじゃますると、吹き抜けの広い空間と薪ストーブの燃える暖かな居間に案内されました。 ところどころに大きな窓があり、庭や景色が楽しめるようになっています。

文屋のオーナー木下豊さんが、出版社を立ち上げるそもそものきっかけは、小学生の頃に書いた詩が賞をもらい新聞に載ったことが始まり。受賞したことで家族や近所をあげての大喜び。褒めに褒められて、自分は文章にかかわる仕事をしようと決めたのがきっかけだそうです。ご本人いわく「根拠のない自信」と共に。後に、大人になってからこの思いを実現し、出版社を立ち上げるに至りました。

 

文屋の理念は「小布施発→全国・世界行き」「美日常の、いいまちをつくりましょう」。美日常とはその地で暮らす人、訪れる人、どちらも満足する美しい日常のこと。“たいへんな非日常”でもなく“たいくつな日常”でもない、“たおやかな日常”。それを表す書籍も多数、世に出しています。ただし、すべてが順風満帆だったわけではなかったそうだ。

当時、木下さんはとても困った状況にあったそうです。なにかと仕事上トラブルが続いたり、肝臓を悪くしたり、けがが続いたり…。自分の思っている方向とは違う方に、ものごとが回転していく。そんな状況が続いた。そんなとき、木下さんに真摯に助言をしてくれる人と出会ったそうです。言葉の一つ一つが心に刺さった。そして自分に向き合い導き出した答えは「大事なものは“和合の心”」だったそうです。

まず「自分のツトメをしっかり果たすこと」。仕事のツトメ、親としてのツトメ、夫としてのツトメ、子供としてのツトメ、町民として国民として……。ツトメというと重く義務のようにも感じられますが、木下さんの口から出るツトメには相手は対象に対する優しさや思いやりが感じられます。

それからほどなくして文屋はいい方向に回転してきます。幼い頃の、文章にかかわる仕事をするという夢を叶え、困難にあっても諦めることなく、自分自身を変化させ、文屋の理念も進化させ前進し続ける。そんな思いが多くの読者、著者達を動かしているんですね。

小布施発の美日常の世界をぜひご堪能ください。

(2010年取材)

Information

住所 長野県上高井郡小布施町大字飯田45
TEL 026-242-6512
FAX 026-242-6513
URL https://www.e-denen.net/

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