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小布施を知りたい人に

編集デザイン室 柊

西部

出版

小布施町の文化、歴史を知ろうと思ったら、まずこの『ふるさと小布施あんない栗の詩』を手に取ることをおススメします。平成元年3月に創刊されて以来、合計50冊にわたり小布施の郷土について詳しく、そして分かりやすく記事が書かれていています。これを読めば、どのようして今の小布施町があるのか、小布施人の気質が出来上がったのか、より深く知ることができます。

今は“栗と北斎と花の町”としてしられる小布施町ですが、例えば、小布施の栗は江戸時代には既に献上栗として盛んに栽培されていたが、途中で途絶えずにどうやって現在まで栗の品質が保ってきたのか。そもそも何で全国的に有名になったのか、どうしてこの地には美味しい栗が育つのか。はたまた、葛飾北斎を小布施に招いた当時の豪農商・髙井鴻山とはいったいどんな人物だったのか、なぜ当時のスーパースター北斎を小布施に招くことができたのか、などそうした疑問に綿密な取材を重ね、次々とその謎に答えてくれるのが『栗の詩』です。

小布施のキーワードになることばかりでなく、小布施を流れる千曲川、田園風景の中に佇む野仏、サナトリウム新生病院、季節の味覚等々、小布施そのもの、この地に住む人々の日常にあるものにも目を向け紹介しています。

リピーターの多い小布施町ですが、通うほどにもっと知りたくなる小布施の本当の姿が詰まった本です。

『ふるさと小布施あんない栗の詩』35号からのご案内

※小布施総合案内所(長野電鉄小布施駅舎内)にてご購入いただけます。

●35号 髙井鴻山の世界(1)鴻山と佐久間象山/鴻山と北斎の町を往く

●36号 髙井鴻山の世界(2)小布施の鴻山と北斎/北斎の来たまち鴻山のまち

●37号 文学にみる千曲川 小布施の原風景千曲川/千曲川紀行

●38号 信州・小布施の「風林火山」北信濃戦国の勇者は小布施の高梨氏/北信濃中世を往く

●39号 重文浄光寺薬師堂、六百年雁田薬師堂の建立者はだれ/雁田・浄光寺薬師堂、京文化を伝えて六百年 室町の美と宝

●40号 青年髙井鴻山の素顔 若き日の鴻山 遊学と遊浪の旅/小布施の旬を召し上がれ

●41号 谷海道-千曲川沿いの道 伊能忠敬や青木昆陽が辿った街道/いい旅しよう谷街道を小布施から松代へ

●42号 小布施人の暮らしを支えた松川用水/小布施の大地を潤した松川用水 十四カ郷用水旅情

●43号 『太平記』の時代に小布施栗を移植 荻野氏は実在の人物か/謎めいて面白い岩松院かいわい史跡探訪

●44号 北斎が小布施で描いた獅子の図『日新除魔帖』あれこれ/秋たけなわぶらり旅 美と食を楽しむ

●45号 小布施の不思議岩松院 開祖は荻野か関谷か高梨か/カノン・パウルス師が通った田舎道「小布施への道」

●46号 小布施栗は原種改良種か 水戸の校門様が推奨/信仰と伝承の石造物 野仏を訪ねてみませんか。

●47号 足元から地域づくりを担った人たち 小布施町郷土史の会を顧みる/ほっとする旅しませんか。

●48号 北斎晩年凋落説をくつがえした 信州・小布施の北斎/びじゅる官・博物館めぐり安らぎと癒しの美

●49号 昭和小布施の文化の一面をみる/郷土の先人を称えて 彩の春に顕彰碑・筆塚を巡る

●50号 小さなまちの小布施の宝、農業 ふるさとの歴史・風土に学ぶ/旅の終わりに出逢った風景

 

 

Information

住所 長野県上高井郡小布施町大字福原120-2
TEL 026-247-2936
営業時間 自宅でやっているため、事前にご連絡願います。