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「働く・食べる・泊まる」が溶け合う、小布施の新しい入口

往来/ourai

中心部

お食事・喫茶・カフェ 宿

小布施の中心エリア、メイン通りから少し離れた観音通り沿いに「往来」はあります。

外から中の様子がほどよくうかがえるガラスの引き戸を開けると、存在感のある大きなカウンターが。そこを境に、左手には肉まんやルーロー飯、中国茶を楽しむ人達、右手のワークラウンジでは熱心にパソコンを見つめる人達の姿があります。「食」と「ワーク」が分かれているような、いないような空間。「往来」発起人の日髙健さんがこの施設をつくるにあたり一番こだわったという「境界線」をひかない場所がそこにはありました。

 

ここ「往来」は、ゲストハウス、ワークラウンジ、飲食がひとつになった複合施設。3年前に物件を探し始めた当初はシェアハウスを計画していたそうですが、コンセプトをつめていく中で「働く」「食べる」「泊まる」が一緒になった複合施設という形に。その根底にあるのは「人と人が交わる場所」という想いです。旅行に訪れた宿泊客、お茶やご飯を食べに来た人、ワークラウンジを利用する人、帰宅途中の小学生、生活圏や職種、年齢も違う人達が行き来(往来)して、自然に交流できる場所を目指しています。

 

そんな施設の1階には往来のコンセプトに賛同した有馬静香さんが経営する中国茶のカフェ「香茶」とワークラウンジ、宿泊者の共有キッチンや浴室、トイレなどがあります。2階には白い壁や明るい木目を基調とした和モダンな客室に加え、多目的に使える二間続きの和室も完備。この和室は、築40年の自宅兼豆腐屋だった建物を活かして床の間や欄間などはそのまま残しており、企業のセミナーが行われたり、マルシェイベントが開催されたり、まさに多種多様な人達にオープンな「往来」ならではの方法で活用されています。

 

人々の繋がりや交流というコンセプトは、この施設を作るプロセスから大事にしてきたと日髙さんは振り返ります。知人や友人、通りかかりの人まで受け入れ、みんなで壁のペンキ塗りイベントを開催。その際に地区のお母さん達が炊き出しを手伝ってくれたそうで、「僕自身、往来を通して、地区のお母さん達だったり、地元の小学生達とか、今まで接点がなかった人達と繋がりを持てました」。

 

人と交わりながら、人が交わる場所「往来」を完成させた日髙さんと仲間達。将来的にこの場所が小布施という土地の入口になれたら、と言います。さまざまな人が往来することで、新たな出会いや交わるきっかけが生まれる、そんな新しい体験ができる場所。ここを目指していけば、ガイドブックからは知ることができない本当の小布施の魅力に出会えそうですね。

Information

住所 〒381-0201 長野県上高井郡小布施町大字小布施768
TEL 026-213-7552
営業時間 10:00~18:00
カフェ「香茶」10:00~16:00
定休日 木曜日
カフェ「香茶」月曜日、木曜日
URL https://www.instagram.com/ourai_obuse/