老舗栗菓子店が提供する伝統の味わいを堪能する
甘味喫茶 真田邸
中心部
お食事・喫茶・カフェ
“裏”の贅沢を楽しむ
北斎館から栗の小径を歩いてくると、出口付近の脇、ちょっと奥まったところに1軒の家あります。一見個人宅に見えるので、知らなかったら通り過ぎてしまうほど。実はここが、老舗栗菓子店・小布施堂が営む「甘味喫茶 真田邸」です。長くこの場所にたたずんできた真田さんの住宅をリノベーションして生まれました。
店に入るまでの小さなアプローチは、そのまま隣りの建物の前を通って、その先にある蔵と蔵の間の隙間を通り抜けて駐車場へ。そして、その駐車場を通り抜けると小布施堂本店につながる“裏道”になっています。正直、言われないと分からない、でも、秘密の場所を探検するようなちょっと冒険心をくすぐる場所にあります。
店内に足を踏み入れると、まず、竹をうねる浪状にあしらった大胆なデザインが目を引きます。それとは対照的に席からはひっそりとたたずむ庭が眺められます。動と静がバランスよく配置された空間を楽しむことができます。
小布施堂がはぐくんできた、自慢の栗あんの魅力を甘味で味わう
栗の町・小布施を訪れたなら、その豊かな風味をもっとも美味しい状態で楽しんでもらいたいという思いから、このお店は生まれました。
メニューは、店内の厨房で職人がひとつひとつ丁寧に仕立てた品々が提供されます。できあがったばかりの甘味から立ちのぼる香り、口に運んだ瞬間に広がるなめらかな食感や栗のやさしい甘み。作りたてだからこそ味わえる美味しさが、この店の何よりの魅力です。
看板メニューは「ふくさ寿司 膳」。ふくさ寿司とは、具材を混ぜ込んだ酢飯を四角い袱紗(ふくさ)に見立てて、薄焼き卵で包んだお寿司で、ひな祭りや晴れの日の行事で出される華やかなおもてなしの料理です。
真田邸では、このふくさ寿司と、旬の食材を取り入れた「いなり巻き」を組み合わせた一膳を提供。さらに季節の果物を使った「本葛まんじゅう」と飲み物が添えられ、食事と甘味の両方をゆったりと楽しめます。
また人気の「栗くず」は、ふっくらと炊き上げた赤えんどう豆に、なめらかな栗あんと栗葛、そして季節の果物を彩りよく添えた一品。つるりとした葛の涼やかな口あたりと、栗あんの深い味わいが重なり合い、特製黒蜜をかけることでさらに豊かな風味が広がります。さらに、夏には涼を誘うかき氷、四季の移ろいを映した栗あん生菓子など、その時季ならではの味覚との出会いも楽しみのひとつです。
いずれの品にも、小布施堂が長年大切に育んできた「栗あん」がふんだんに使われており、栗の香りや味わいをさまざまな表情で堪能することができます。
“栗あん”は単なる素材ではなく、小布施の風土や文化、そして受け継がれてきた職人の技を映し出す存在でもある、という小布施堂のコンセプト。その魅力を、できたてという最高のかたちで味わえるのがこの「甘味喫茶 真田邸」です。ぜひ一度ご賞味あれ。
Information
| 住所 | 長野県上高井郡小布施町小布施808 |
|---|---|
| TEL | 026-247-2027 |
| 営業時間 | 11:00~15:00 |
| 定休日 | なし |
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