アセット 1

スポット情報

アセット 2

心のふるさとの味

塩屋櫻井

中心部

栗・和菓子

ほんわかと❝和❞のなごみが心地よい店内

国道403号線のにぎやかな中心地から離れ、おぶせミュージアム・中島千波館に向かう観音通り沿いにある「塩屋櫻井」さん。しっとりとしたジャズが流れる店内は、大きな窓から柔らかな自然光が差し込み、季節のお花をあしらった生け花や、社長のおじにあたる画家・櫻井良さんの作品、おしゃれにデイスプレイされた栗菓子たち……、まるでギャラリーに足を踏み入れたようです。栗菓子の商品パッケージも和を感じる淡い色合いながら六角形や三角形、箱にリボンが付いているなどデザイン性に富み、若い世代にも好まれそうです。「道を歩いている人が入りやすいお店の雰囲気、幅広い世代の方にも手に取ってもらいやすいデザインを目指しました」と社長の櫻井弘充さん。店の表から覗いても思わず立ち止まってしまう、ほんわりとした空気感が伝わってきます。

厳しかったコロナの影響を乗り越えて

実はこの塩屋櫻井さんは約200年の歴史を持つ老舗の栗菓子店。文化5年に当時塩屋櫻井の主であった塩屋櫻井幾右衛門が栗らくがんを製造したのが小布施の栗菓子の始まりとされています。まさに小布施の栗菓子の歴史を語るには切っても切れないお店です。

その塩屋櫻井さん、以前の店内はガラスのショーケースに商品が置かれているだけでした。その店内を現在のようにリフォームしたのは、2020年に始まった新型コロナウィルスの流行がきっかでした。「外出自粛の影響で町から人の姿は消え、オンラインショップを持っていなかったので大打撃を受け、一時はお店を閉めることも考えました」(櫻井さん)。しかし歴史あるお店を残したいと考え、「親戚の助けを借りてオンラインショップを立ち上げました。義兄のTwitterへの投稿の反響もあり、おかげさまでオンラインショップは大盛。店は存続の危機を乗り越えることができました。これを機に店舗や商品のリニューアルに着手して、さらにイベントに出店したりSNSを使って商品や栗菓子のアレンジ方法など情報を積極的に発信し始めました」(櫻井さん)。

小さな老舗の味を未来に!

もちろん変わらないものもあります。それは200年もの間、人々に親しまれてきた老舗の“味”。ほとんどの栗菓子の元となる栗あんは国産栗100%、栗と砂糖だけで丁寧に練り上げています。秋にイベントや期間限定で販売している新栗の栗あんをはさんだ「新栗もなか」はすぐ売り切れてしまうほど大人気。また栗粉の保存の難しさなどから、現在ではえんどう豆のみで作られているのが主流となっている落雁ですが、ここ塩屋櫻井さんでは栗あんを混ぜた「栗らくがん」、なんとえんどう豆を窯の上でじっくりと丁寧に手作業で焙煎し、機械を使って製粉するところから作られているそうです。

 

店内の小上がりは将来的には飲食できるスペースにして気軽に栗菓子を楽しんでもらいたいと語る櫻井さん。栗菓子の製造、店内、商品パッケージデザイン、企画PRの展開など老舗の栗菓子を愛するチームと共に200年の伝統を守りつつ、次の200年に向けて新たな一歩を踏み出しています。

 

Information

住所 長野県上高井郡小布施町小布施537
TEL 026-247-2147
FAX 026-247-5417
営業時間 9:00~18:00(不定休/ネット注文はいつでも受け付けております)・冬季営業(12月~2月)9:00~17:00 1/2、3、4のみ9:00~16:00
定休日 1/1、他不定休。
URL https://obusenoshioya.jp/